ADNゲートウェイ、エッジサーバー、ユーザーエージェントの弊社ADNサービスを使用してルーティングされたコンテンツには3つのキャッシュレイヤーがあります。それぞれについての簡単な説明を以下に示します。
注:ユーザーはウェブブラウザのキャッシュをクリアできます。
上記の通り、ADNゲートウェイおよびエッジサーバーのキャッシュ機能はデフォルトでは無効です。ただし、ご利用のお客様オリジンサーバーがTTLをリクエストに割り当てると、サーバーが該当するヘッダー情報 (Cache-ControlおよびExpires) をリクエストしたユーザーエージェントに転送します。
注:別売りのTTP Rules Engineは上記の動作をオーバーライドできます。例えば、ADNプラットフォーム上で特定タイプのリクエストのキャッシュを許可できます。バイパスキャッシュについての詳細情報
注:コンテンツがキャッシュされるタイミングについての詳細は、リクエストの処理方法のトピックを参照してください。
以下の情報はCDNキャッシュが有効になっている場合のリクエストのみに該当します。
ディレクティブ | 説明 |
---|---|
Cache-Control: no-cache | リクエストされたコンテンツはキャッシュされません。 |
Pragma: no-cache | リクエストされたコンテンツはキャッシュされません。 |
Cache-Control: s-maxage | エッジサーバー上でリクエストされたコンテンツのTTLを決定します。 |
Cache-Control: max-age | ユーザーエージェントおよびエッジサーバー上でリクエストされたコンテンツのTTLを決定します。 |
Cache-Control:Expires | リクエストされたコンテンツのTTLの有効期限日を定義します。リクエストされたコンテンツは指定日時以降は古いとみなされます。 注:このディレクティブにゼロを含め無効な値が割り当てられている場合、対象のリクエストは無視されます。 |
注:上記のディレクティブは早い順に順序付けられます。高いディレクティブは低いディレクティブに優先されます。