エッジサーバー圧縮の仕組み

適用対象:
HTTP Large
HTTP Small
ADN

以下はエッジサーバーがコンテンツを圧縮するプロセスを示します。

HTTP LargeおよびHTTP Small:

ADN:

注:ADNゲートウェイサーバーはコンテンツを圧縮しません。結果として、エッジサーバーはすべてのHTTPプラットフォームと同じように動作します。

リクエストされたコンテンツを圧縮するプロセスを以下に示します。このプロセスは、クライアントがエッジサーバー圧縮に適合したリクエストを行ったことを前提としています。

  1. クライアントに最も近いPOPのエッジサーバーは、リクエストされたコンテンツがキャッシュされたか、有効なTTLがあるかどうかを確認します。
    • 圧縮済みキャッシュヒット:エッジサーバーは圧縮コンテンツをクライアントにすぐに配信します。
    • 非圧縮キャッシュヒット:エッジサーバーはリクエストされたコンテンツを圧縮し、クライアントに送信し、圧縮済みコンテンツをキャッシュします。
    • キャッシュミス:コンテンツがキャッシュされていなかった場合、リクエストがオリジンサーバーに転送されます。次のステップに進みます。
  2. オリジンサーバーからのレスポンスは、以下のいずれかになります。
    • 圧縮済みコンテンツ:エッジサーバーは圧縮済みコンテンツをクライアントに配信します。詳細については、お客様オリジンサーバー圧縮のトピックを参照してください。
    • 非圧縮コンテンツ:エッジサーバーは非圧縮コンテンツをクライアントに提供します。その後、エッジサーバーは圧縮を行い、圧縮済みバージョンをキャッシュします。