パブリッシングポイント - Live StreamCast
エンコード済みフィードをエンコーダー (Flashライブエンコーダーなど) で弊社のFlashストリーミングサーバーに送信するには、フィードが取り込まれる弊社ネットワーク上のロケーションを示す必要があります。弊社のさまざまなパブリッシュロケーションは、パブリッシングポイントURLで識別します。パブリッシングポイントURLのリストは、以下のロケーションのいずれかで閲覧できます。
- HLS/HDSおよびサーバーサイドアーカイビング:HTTPライブストリーミングおよびHTTPダイナミックストリーミング機能が有効になっていてストリームがアーカイブされる場合、エンコーダーはライブHLSおよびHDSページで定義されるパブリッシングポイントURLを使用する必要があります。詳細情報
- [Flashストリーミング]ページ
重要な情報:
- エンコーダーに最も近いパブリッシングポイントを選択して、最大限のストリーミングパフォーマンスを確保します。
- AdobeのFlashライブエンコーダー:FMS URLオプションをパブリッシングポイントURLに設定します。
- パブリッシングポイントURLの最後をスラッシュ (/) にすることはできません。
- 相対パスをエンコーダーで定義したパブリッシングポイントURLに追加することができます。
サンプルベースパブリッシングポイントURL:rtmp://fso.lax.0001.{Base Domain}/200001
相対パスのあるサンプルパブリッシングポイントURL:
rtmp://fso.lax.0001.{Base Domain}/200001/videos
- ベースパブリッシングポイントURL:相対パスをパブリッシングポイントURLに追加しない場合は、ストリームのアーカイブ時およびレポート生成のために「_definst_」フォルダーを利用します。このフォルダーは、弊社のCDNストレージサービスのルートフォルダーのすぐ隣にあります。
- 相対パス:パブリッシングポイントURLに相対パスがあると、以下の項目に影響が出ます。
- EC360 Analytics Suite:ディレクトリ別レポート (アドバンスコンテンツレポートモジュール) では、フォルダーごとの帯域およびクライアントの使用量を表示することができます。特定のタイプのストリームを異なるフォルダーに公開する場合は、ストリームタイプごとの統計を表示することができます。
- ストリームアーカイブ:サーバーサイドアーカイビング機能では、ライブストリームがCDNストレージのどこにアーカイブされるかは、指定したパスで決まります。
- 存在しないフォルダーに公開しても、CDN機能 (EC360 Analytics Suite、ライブ認証キー、トークン認証など) は損なわれません。ただし、サーバーサイドアーカイビング機能を利用しない限り、フォルダーはCDNストレージに作成されません。
バックアップパブリッシングポイント
Adobe Flashライブエンコーダー (FMLE) 3.1以上を含む特定のエンコーダーでは、バックアップ (セカンダリ) パブリッシングポイントを使用することができます。メディアをバックアップパブリッシングポイントにエンコードする目的は、プライマリパブリッシングポイントに技術的な問題が発生した場合に、セカンダリパブリッシングポイントがストリーム公開のタスクを引き継げることにあります。
ヒント:バックアップパブリッシングポイントは、バックアップURLオプションを使ってFMLEに定義することができます。
以下の項目に注意して、バックアップパブリッシングポイントを使用するかどうかを決定してください。
- このような設定では、FMLEは2つのストリームを確立します。
- ユーザーは、最も近いパブリッシングポイントのロケーションに誘導されます。例えば、ロサンゼルスとフランクフルトの両方に公開している場合、アメリカのユーザーはロサンゼルスから配信され、一方ヨーロッパのユーザーはフランクフルトから配信されます。
- エンコーダーに帯域の制限やネットワーク接続の問題があった場合に、影響を1つのストリームだけにとどめることができます。この場合、影響を受けているストリームが配信されている地域でしか、問題は生じません。
- エンコーダーをホストしているコンピューターの帯域幅が、2つのストリームを同時にアップロードできる場合に限り、バックアップパブリッシングポイントを使用することを推奨します。