ライブストリーミングの概要
ライブストリーミングは、弊社ネットワークを使ってクライアントにライブイベントをストリーミングするプロセスです。このプロセスの基本ステップを以下に示します。
- ビデオソースが使って、ライブイベントを取り込みます。通常は、ライブイベント発生時に、このビデオソースがそのライブイベントを記録します。
- ビデオソースによって生成されたビデオを、エンコーダーが取り込みます。次に、目的のプラットフォームまたはサービスがサポートするビデオフォーマットに、ビデオをエンコードします。
- エンコーダーは、エンコード済みビデオを弊社ネットワークのパブリッシュサーバーにプッシュします。
- 次に、パブリッシュサーバーはエンコード済みビデオをストリームに変換し、それを弊社ネットワーク全体に配信します。
- 認められたクライアントがライブストリームをリクエストすると、弊社ネットワークを経由してそのクライアントにストリーミングされます。
基本設定の概要
ライブストリーミングを設定するには、以下の項目を実行する必要があります。
- エンコード済みビデオを取得するように弊社CDNを設定する。
- メディアソースを設定する。
- エンコーダーを設定する。
- メディアソースを識別する。
- 目的の各ビットレートストリームを定義する。
- ストリームが公開されるパブリッシングポイント (パブリッシュロケーションおよびストリーム名) を定義する。
- メディアのエンコードを開始する。
- メディアプレイヤーを設定する。
このセクションでは主に、エンコード済みビデオを取得するように弊社CDNを設定する方法について説明します。ただし、弊社CDNに特有なエンコーダーおよびプレイヤー設定についても、このセクションで触れます。