お客様オリジンサーバー圧縮 - ADN
コンテンツがエッジサーバーに配信される前に、コンテンツをオリジンサーバーで圧縮できます。リクエストされたコンテンツを圧縮するプロセスを以下に示します。
オリジンサーバー圧縮に関するリクエストの処理方法についての詳細情報を以下に示します。
- クライアント:クライアントがコンテンツのリクエストを送信します。エッジサーバーによるこのリクエストの処理方法は、リクエストがAccept-Encodingヘッダーを含んでいるかによります。
- Accept-Encodingヘッダー:このヘッダーはリクエストされた圧縮方法を識別します。次のステップに進みます。
- 欠けているAccept-Encodingヘッダー:このタイプのリクエストは、非圧縮フォーマットで取り扱われます。
- POP:クライアントに最も近いPOPのエッジサーバーは、リクエストされたコンテンツがキャッシュされたか、有効なTTLがあるかどうかを確認します。デフォルトでは、ADNプラットフォームでリクエストされたコンテンツはキャッシュされないため、キャッシュミスになります。
- キャッシュミス:リクエストされたコンテンツが今までにキャッシュされていなかった場合、リクエストがオリジンサーバーに転送されます。次のステップに進みます。
- キャッシュヒットおよび一致する圧縮方法:エッジサーバーは圧縮コンテンツをクライアントにすぐに配信します。
- キャッシュヒットおよび異なる圧縮方法:クライアントが初期リクエストで使用される方法以外の圧縮方法をリクエストする場合、エッジサーバーはリクエストされた圧縮方法にコンテンツをトランスコードします。
- 非圧縮キャッシュヒット:初期リクエストによってコンテンツが非圧縮フォーマットでキャッシュされた場合、エッジサーバー圧縮にリクエストが適格かどうかのチェックが行われます。
- オリジンサーバー:オリジンサーバーによるリクエストの処理法は、指定圧縮方法をサポートするかどうかによります。
- サポートされる圧縮方法:コンテンツを圧縮し、ADNゲートウェイサーバー経由でエッジサーバーに送信します。次に、エッジサーバーは圧縮コンテンツをクライアントに提供します。キャッシングが有効になっている場合、圧縮されたコンテンツがADNゲートウェイとエッジサーバーの両方でキャッシュされます。
- サポートされない圧縮方法:オリジンサーバーがリクエストされた圧縮方法をサポートしていない場合、ADNゲートウェイサーバー経由でコンテンツを非圧縮フォーマットでエッジサーバーに提供します。この時点で、エッジサーバー圧縮にリクエストが適格かどうかのチェックが行われます。
- 適格:エッジサーバー圧縮トピックを参照してください。
- 非適格:エッジサーバーは非圧縮コンテンツをクライアントに配信します。キャッシングが有効になっている場合、ADNゲートウェイとエッジサーバーの両方がコンテンツの非圧縮バージョンをキャッシュします。